ショートメッセージサービス(SMS)のなりすましによるフィッシング対策方法

メールアドレスのセキュリティ

そもそもフィッシングって何?

フィッシングとは、送信者を詐称してメールやSMSでテキストやURLなどを送り付け、
偽のホームページに誘導する詐欺の手口です。間違って開いてしまうと重要な個人情報を盗み取られてしまい、身に覚えのないメールや電話が来たり、悪用されてしまうなどの被害につながります(詳しくは総務省のホームページへ)。

昨今増えつつあるSMSのフィッシング被害

よくある例として、Amazonの注文確認や宅配業者の配達確認などを装い、いかにも自分に関係があるかのように見せかけたメールやSMSが届くことがあります。

佐川急便クロネコヤマトのホームページでは、実際の事例を取り上げ注意喚起を行っています。これらを見てもよくわかるように、近頃のフィッシングに使われるSMSは本物と見間違うくらい巧妙です。
佐川急便クロネコヤマトではSMSでは配送確認等のメッセージを送らない、と明言しているため、この場合は絶対にリンクを開かないようにしましょう。

その他、なりすましの例として多いものはAmazonなどの通販サイト、銀行、クレジットカード会社、通信事業者、保険会社などです。こういった普段から利用するサービス名を装ったメッセージは見分けるのが難しいため、メールやSMS内のリンクを開く前に以下のことに注意する必要があります。

  1. 心当たりがないSMSやメールは基本的に無視する
  2. SMSメッセージ内のリンクはむやみに開かない
  3. 提供元不明のアプリのインストールに注意する
  4. どうしても迷う場合はリンクを開く前にご家族や第三者機関に相談してみる
  5. URLを確認する(正規文言から一文字だけ変えてあるものなどはフィッシングの可能性があります)
  6. 怪しいと感じた文面をコピーして検索してみる(既にフィッシング事例として取り上げられている場合があります)

SMSフィッシング対策の代表的な例

SMSのフィッシング対策として、大手キャリアでは「海外からのSMSを拒否する」という設定を提供しています。

対策のひとつとしては有効ですが、SMSの送信者は海外事業者だけとは限らずフィッシングを防ぎきれないこと、海外から来るフィッシング以外のSMSもブロックしてしまうことなどから、有効でない場合があることが現状です。

CosmoSiaでのフィッシング対策

メールアプリ「CosmoSia」では、海外からのSMS全てを拒否するのではなく、
「海外から・かつURLが入ったSMSに警告を表示する」という機能を提供しています。
この方法ならば、フィッシングの可能性が高いメールを回避しつつ、必要なSMSは海外からのものでも受け取ることが可能です。
「CosmoSia」ではフィッシング被害を防ぎ安心してSMSを利用できる環境を提供すべく、フィッシング対策の強化を今後も続けていく予定です。

「CosmoSia」は簡単・安心に使えるメール管理アプリです。
複数のメールアドレスを一括管理でき、350円/月で新しいメールアドレス(○○@cosmosia.email)も作成可能です。
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